生き方が教えるもの — 上島弘幸さんの記事掲載を喜びつつ

同志社社労士クローバー会 会員の皆さまへ
まずは朗報を分かち合わせてください。
上島弘幸さんが雑誌『エコノミスト』と『中日新聞』に取り上げられました。
サラリーマンとして長年を勤め上げた後、61歳で新たに独立開業され、以後、障害年金という専門分野に情熱を注がれている。
70歳を越えた今もなお、日々仕事に向き合い、声を弾ませておられるその姿は、単なる職業上の成功譚ではありません。
私たちへの、静かでしかし確かな励ましの物語です。
人生の軌跡は、必ずしも一直線ではありません。
年月は決して若さだけを奪うものではなく、経験という名の土壌を深め、仕事に厚みを与えます。
上島さんが示してくれるのは、その厚みの使い方です。
61歳での開業は、誰にとっても容易な決断ではなかったはずです。
しかし彼はそれを選び、専門性を磨き、今日に至るまで人々の暮らしに寄り添う仕事を続けている。
そこにあるのは、「今からでも始められる」という力強いメッセージです。
私たちが専門家として携わる労務や年金の領域は、人の暮らしと人生の節目に深く関わります。
上島さんの歩みは、専門知識が単なる技術や資格で終わらず、人の尊厳を支える実践へと変わることを教えてくれます。
年齢やキャリアの長さを言い訳にせず、学び続け、現場に立ち続けること。それが、信頼を紡ぎ、社会にとっての不可欠な価値を生むのです。
私たちクローバー会の仲間として、上島さんの事例を自らの励みとしませんか。
若手は先輩の背中から職業人としての矜持を学び、重ねてきた世代はその志を新たな実践へ結びつける。
互いに技術を教え、経験を分かち合う。そうした網の目のような交流こそが、会の本領です。
最後に、上島さんへの敬意をここに表します。
掲載を心からお祝い申し上げるとともに、その歩みに触発され、私たち一人ひとりが自らの仕事を見つめ直す機会にしていただければ幸いです。年齢は数字に過ぎない。
意志と行動があれば、いつでも新しい章を開くことができる──上島さんは、静かにそれを証明してくださっています。
報告者 事務局 平野勝彦


