【大阪市|ヤンマースタジアム長居】 レッドハリケーズ大阪vs花園近鉄ライナーズ
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2025年4月12日、大阪市・ヤンマースタジアム長居で行われた「ジャパンラグビー リーグワン Division2」、レッドハリケーズ大阪 vs 花園近鉄ライナーズの一戦を観戦してきました。
花園近鉄ライナーズといえば、野中翔平選手、文裕徹選手、髙野蓮選手、人羅奎太郎選手など、同志社出身の選手も多数所属する伝統あるチームです。今シーズンはD1(1部)から降格し、1年での復帰を目指してスタートしましたが、序盤は2敗1分と苦しい船出。その後は3連勝、1敗を挟んでさらに3連勝と調子を上げ、現在は3位(前節)。D1との入替戦に出場できる2位以内を射程に捉えています。
一方、対戦相手のレッドハリケーズ大阪は5勝5敗で4位(前節)。こちらも2位を狙うには絶対に負けられない一戦。両チームとも譲れない状況での“大阪ダービー”は、D2最多となる12,452名の観客を集め、大いに盛り上がりました。
無料招待のバックスタンド席、麻倉未稀さんによる「スクール☆ウォーズ」の主題歌『ヒーロー』の生歌唱といった演出もあり、スタジアムは熱気に包まれました。
試合は48対31でライナーズが勝利。これで入替戦進出に向けて大きく前進しました。ライナーズは、次戦4月18日に5位・九州電力キューデンヴォルテクスと対戦し、5月3日には直接のライバルである2位・グリーンロケッツ東葛と激突。いずれも東大阪・花園ラグビー場で開催されます。ご都合が合えば、ぜひスタジアムに足を運んでみてはいかがでしょうか?
なお、ライナーズファンの応援スタイルは、サッカーや野球のような統率型ではなく、どこか懐かしさを感じさせる昭和の香り漂う“ベタな”応援。近鉄バファローズや南海ホークスを思わせるアットホームな雰囲気で、年齢層はやや高め。50代以上のファンが目立ちます。
一方、レッドハリケーズ大阪は比較的新しいチームらしく、観客層は若く、10代の学生から小さなお子さんを連れた30代のご夫婦などが多い印象。グッズの無料配布や、試合中に反則の解説があるなど、新しいファン層を取り込む工夫が随所に見られました。今回もドコモさんのご厚意で無料観戦ができ、大変ありがたかったです。
同じ大阪を本拠地としながらも、それぞれ異なるカラーを持つ両チーム。いずれ、神戸製鋼も含めた関西の3チームがD1でしのぎを削る日が来ることを楽しみにしています。
そして、我らが同志社大学ラグビー部も、一昨年の低迷期を乗り越えつつあるようです。今年も変わらず応援していきたいと思います!
2025年4月16日
森田 康之